を示さずに容器の形にあわせてその形を変えることである。実際の流体は粘性と圧縮性によって複雑な挙動を示すが、粘性と圧縮性を持たず流速も全体で 一定であるとされる仮想的な流体を「理想流体」や「完全流体」と呼んで区別し、圧力や運動量といった単純な計算をこれらで行い、必要に応じて粘性と圧縮性 が考慮される。
流体中の物質の1粒が移動する過程で各瞬間の速度ベクトルを結んだ線は「流線」と呼ばれる。ただ1つの瞬間を切り取った線は「流脈線」と呼ばれ、1 粒の移動経路を継続追跡して描かれる線は「流跡線」と呼ばれる。乱れのない規則的な流れでは両者は同一となるが、乱れがある不規則な流れでは両者は異なる 線となる。